シルクの掛け布団 雲まゆ 

シルクの掛け布団 雲まゆ の魅力をご紹介していこうと思います！

命名はシルクの掛け布団としていますが、すなわち真綿布団の事でございます。

真綿布団ってなんぞや？という方は、こちらへ→真綿布団のこと 其の１

雲まゆの魅力

真綿布団って、たくさんのメリットがありますよね。

薄いのに暖かいとか、蒸れないとか、包まれる抱擁感とか。

高いだけで、どれも同じでしょ？って

いえいえ、真綿布団の質と価格差って、恐ろしいほど違いがあるんです。

そんな中でも今回は、雲まゆの魅力を語っていきます。

側生地はオーガニックカラーコットンガーゼ

真綿布団の側生地も色々ありますね。

側生地はシルク！超高いやつです。肌触りはすごく良いんですが。

側生地はポリエステル！安くて耐久があるけど、真綿布団としてのメリットを消しちゃっています。

雲まゆに使用する側生地はオーガニックカラーコットン。

オーガニック認定を受けた、厳しく品質管理をされた工場で生産された工場で生産されており、天然の色 ベージュや緑などの綿花を脱色などの薬品工程を行わずに生地にしたコットン。

通常のカラーコットンは染色したものですが、雲まゆに使用するオーガニックカラーコットンは、天然綿花です。

天然の色だからと言って品質として優れるわけではありませんが、染色・脱色のための薬品を使わないエシカル・サスティナビリティに貢献した生地という事と、天然綿花のふんわりとした柔らかな風合いが特徴のコットンガーゼです。

私たちが”肌に優しい布団を作ろう！肌が敏感な方でも安心して最高の環境で眠っていただける布団を”と決めた時に、風合いと肌触りに惚れ込んで選んだ生地。

実際に選んで正解でした。見た目からして柔らかな風合い色味は、真綿と組み合わせた時に最高にマッチしています。

玉繭を使用

真綿を作るための繭にも品質ランクがあるのですが、雲まゆで使用するのは玉繭。

玉繭というのは、2匹の蚕が奇跡的に1つの繭を形成してしまった繭で、その繭は通常の物よりひと廻り大きく、構造も糸が絡んで複雑。

繭糸としては使用が難しいので、糸としてはランク外とされていますが、この複雑な構造から作られる真綿は、より空気を含みやすいので暖かく通常の繭よりもはるかに耐久が高い。また、収穫のわずか２％という希少性から、最高級の真綿の素材です。

選べる3シーズン

寒暖差の激しい日本では、季節に合わせて寝具を選ぶ必要がありますね。

ですから、雲まゆは3種類のタイプをご用意しております。

秋冬春に使える１ｋｇ。

秋春には1枚で。冬には毛布の代わりとしてご使用いただけます。もちろん毛布よりも軽い！

次に、春夏秋に使える0.5ｋｇ。

夏はエアコン下で快適に。春秋は1枚、もしくは薄手の毛布代わりに。

最後に、冬用の２ｋｇ。

地方によって寒さが違いますが、一般的に10度程度の室内であればこれ1枚で十分。毛布代わりとしても。

羽毛布団のようにかさばらないのに、ジメジメせずふんわり暖かなのが特徴です。

伝統的な工法を守る工房での生産

現在ではどんな商品も機械による大量生産品が主流ですね。真綿布団も例外ではなく、ほとんどの真綿布団は機械生産されています。製造コストが低いためです。しかし、その代償として沢山の薬品による処理が行われ、その工場排水処理を巡って大問題になっています。

現代では世界中でエコだとかサスティナビリティだとかが叫ばれているため、工場の管理も厳しくなっていますが、アパレルや家具等の業界と薬品処理・排水問題は切っても切れない関係なのです。

時代の流れに逆らえず、伝統的な工法で生産を続けてきた従来の生産者達はシェアを奪われ廃業廃業と、多くの方が業界から去っていきました。

そんな中、今でも少なからず伝統工法に誇りを持ち生産を続けておられる生産者の方もおり、私たちは幸運にもそのような工房と巡り合うことが出来ました。

伝統工法による真綿生産は機械生産とは反対に生産量が限られますが、選別された良い繭のみを使うことができる上、薬品をほとんど使わないため、最高品質の真綿布団を作ることができるのです。また、近年ではサスティナビリティの側面からも再び世界中から注目を浴びつつあります。

まとめ

真綿の、フィット性に優れる、柔らかくて軽い、肌に優しい、保湿・放湿性に優れる、防臭・抗菌作用がある

に加え、更に雲まゆをお勧めするポイント3点を挙げました。

最後に、こんなにこだわったのに雲まゆが安いと言えるの？

という問題ですが、雲まゆは確かに安いんです。

手引きと高級繭を使用するだけでも、1キロの真綿布団で10万円超えるのは普通。これでも日本国産品と比べれば3分の１程度の価格です。

値段だけ見れば、確かに安いとは言えませんが、、通常であれば高級繭、手剥ぎ手引き、オーガニックコットンとこれだけの手間をかければもちろん高価になる事は当然ですが、雲まゆの場合、私たちGoonDocksと中国SHAMYMOONの共同企画開発という事で、好意として応援して下さる方々が多岐にわたり、また中間業者を挟まない為、とても安くコストを抑えることが出来ました。

また、雲まゆのコンセプトの1つとして、”伝統工法とその生産者たちを応援しよう”という観点からもしっかりお給料をお支払いするための生産費をお支払いしております。

それでも中国の生産費は日本よりも安いので、しっかり価格を抑えることができたのです。

しかし、近年は中国経済発展により、人件費も高騰していく傾向にありますので、今後は価格改正せざるを得ない時が来るかもしれません。

その時はどうかご容赦願いたいと思いますが、私たちGoonDocksは変わらす、お客様に対しても高品質のものを少しでも安く提供できるよう努力を続けていくつもりです。